柔道整復師を目指したきっかけから開業にいたるまで
私は幼いころから体が弱く、喘息、アレルギー、
アトピー性皮膚炎などによりよく学校を休んでいました。
喘息の発作を起こしては親に担がれ病院で点滴をしてもらっていました。
喘息を治すために当時は水泳がいいと言うことで水泳をならい、
少し良くなってきたころから野球を始めました。
小学5年生から地域のチームに入りましたが、
それまでほとんど激しい運動をしたことがなかったので、
すぐに腰・肩・肘をケガしてしまいました。
そんな時、私のケガを治してくれたのは地元の柔道整復師の先生でした。
(ロサンゼルスオリンピックの時に陸上チームのトレーナーをされてました)
身体の話だけではなく、いつも面白い話や経験談を話してくれるとても優しい先生でスポーツをしてる子供達には挨拶をしっかりしろとちゃんと怒ってくれる先生でした。(今はコンプライアンス的に怒れませんね)(笑)
この頃から将来は接骨院の先生になりたいなと漠然と思っていたと思います。
高校・大学と野球の強豪校に進んだことにより練習はとても厳しくなるなかでいろいろな所を痛めてしまい練習のできない日々を経験しました。
特に大学の時には原因不明の肩の痛みに襲われて半年近くボールを投げることができませんでした。
この頃から自分の身体と向き合うことが多くなったころにより、自分の身体の癖や弱い筋肉がわかるようになり、
半年後には痛みなくボールが投げれるようになりました。
この経験から、自分の身体を知り適切なケアを行うことにでケガは改善、予防できるということを学びました。
原因に対しての治療にかける思い
学生時代の経験やもともと人の笑顔を見ることが好きだった私は治療家の道を歩むことにしました。
最初のころは、いろいろな接骨院やマッサージ店などで働きながら症状に対してだけの治療を行い、患者様からは『楽になりました』『ありがとう』と言われると、本当にうれしくとてもやりがいのある仕事だなと感じていました。
しかし、それとは逆に患者様から『あの時は良かったけどまた痛くなった』『余計に痛くなった』と言われ非常に辛い経験をたくさんしてきました。
当時は膝が痛い患者様が来た場合、ご年配の方には「年のせい」「使いすぎ」少しふくよかなな方には「体重のせい」などと笑いながら話していました。
本当にそうなのか?
90代でも膝が痛くない人もいる。お相撲さんの全員が膝を痛めているわけではない。
使いすぎ?私より長く野球をしている友人でも一度も肩、肘に痛みがでたこともない人もいる。
そんな疑問をもってから数多くのセミナーや勉強会、治療院に通ったりし、私はとある治療方法と出会いました。
『身体の辛さや痛みは症状であり、原因とは限らない』
それからは、「そもそも」「どうして」「なで」という考えをもとに、ありのままの姿の患者様を診て根本的な原因を明確にしてからアプローチをすることにより症状の改善率が大幅に上がり、患者様からたくさんのお喜びの声をいただけるようになりました。
喜びの反面、ここからがスタートだと感じました。
治療の本当のゴールは患者様が治療院に通わなくても健康で生活できること
そのためにはご自身の身体について知っていただき、治療以外でもご自身でケアができるようになることがとても大切であると思います。
整骨院あゆむは『ご自身の身体を知っていただき、患者様と二人三脚で症状を改善していくそんな治療院を作りたい』と思い開業いたしました。
いろんな治療を受けたけど治らない。
何年も通ったけど治らない。
そんな悩みから一緒に抜け出しましょう!!